死神の解説

きのねぇが死神の姿をしています。
きのこのかさは黒に白いドクロの模様です。
きのねぇは白馬に乗っています。
右手には魂を刈り取る大きな鎌、左手には黒い旗を持っています。
黒い旗には、5枚の花弁からなる白いバラが描かれています。
馬の足元には王冠を落としたドクロが倒れています。
きのねぇの前には赤い涙を流した聖職者が死を待ち構えています。
その隣には、顔を手で覆い目を背けた女性ときのねぇを指差す子どもがいます。
後ろには滝が流れ、滝の上には川を挟むように生死の二元性を象徴する２本の塔が立っています。
その向こうには、生命が生まれる世界で太陽が輝いています。