YUKAYUKAプロフィール

ゆかプロフィール写真。目をつぶりながらきのねぇの人形を右目の位置に持っている。
YUKAYUKA

きのこ姉さんの生みの親 YUKAYUKAとは?



1987年生まれ大阪府出身。

6歳の時に一型糖尿病を発症。
26歳の時に初期の網膜症と診断され手術を受けるが、緑内障を併発し27歳にして視力を失う。
その後イラストレーターに転身。
現在は、全盲キャラクターデザイナーとして全盲になってから気づいたこと、感じている思いなどをきのこ姉さんというキャラクターに込め、生きづらさを抱える方達にとどけるための活動をしている。

YUKAYUKAのイラスト制作方法見えなくも絵が描ける秘密

「見えないのにどうやってイラストを描いているの?」

出会う人、出会う人に必ずといっていいほど聞かれる質問です😁

どうやら全盲という言葉とイラストレーターという言葉は、大半の人の頭の中で結びつかないようです。笑

普通はそうですよね。

イラストに限らず、何かを描くというと必ず目で確認しながら進めていきますから。

ではここで問題です!

目が見えない私はどうやって絵を描いているのでしょう?

その答えはこれ→

レーズライターの写真
日本ライトハウス情報文化センターより引用

これは

レーズライター(表面作図装置)

というもので、一般的には視覚障害者が文字や図形を書いたり、識別するのに使う筆記用具セットです。

一見クリップボードのような外見をしていますが、プラスチック板の上に薄いゴムを貼り付けてあり、使用する際には、特殊なセロファンを上部の紙おさえで固定し、ペンを使って文字や図形を書き込みます。

すると通常は凹状になる筆跡が凸状となって浮き上がるので、視覚障害者も触覚を使い、書きながらその内容を確認することが出来るという優れものです!

使うペンはボールペンでもいいのですが、インクが入ってるものだとにじんだり、線をなぞりながら描くので、指にインクが付いて触れたところが黒くなってしまいます。ですから私は使うとしても速乾性のペンを選びます!

言葉で説明するよりも実際に見てもらった方が早いと思いますので、絵を描いているところの動画を撮りました。
よかったら見てみて下さい。↓

見る行為が触る行為に置き換わっている感じ。指先が私の目の代わりです。

きのこ姉さん制作風景〜ある日の一コマ〜

  • そもそも失明したわたしがなぜ絵を描こうと思ったのか?
  • 突然訪れた人生の転機
  • 絶望や葛藤からどうやって抜け出したのか?
  • 私がこうして前向きに生きられる理由

など、詳しい話は下記のリンクからお読みいただけます!

私、YUKYUKAの思いやきのこ姉さんが生まれたきっかけもその中にありますので、
読んでいただくだけでも何か感じていただけると思います。

\ きのねぇが誕生したわけ /

四天王寺、新井御住職との2ショット写真。
きのねえ制作写真。左側にYUKAYUKAが描いている写真。右側に手元を俯瞰で撮った写真。
四天王寺にての集合写真。タロットカードのミーティングの時期。

\ これまでの活動 /

2015年

・LINEスタンプ「きのこ姉さん®」販売スタート。

2016年

・東京ビックサイトにて
「第6回ライセンシング ジャパン キャラクター&ブランド展」に出展。

2017年

「イラストを描くと製品化されてヴィレッジ ヴァンガードで売られる大賞」一 次審査通過。

二次審査クラウドファン ディング達成後、
メンズアンダーウェアを株式会社ヴィレッジヴァンガードコーポレーションにて販売スタート。

・テレビ東京「生きるを伝える」に出演。 

2020年

・きのこ姉さんグッズを
ベイスにて販売スター ト。

2021年

・盲導犬着用衣服デザイン制作

2022年

きのこ姉さん 点字つきタロットカード制作のためのクラウドファウンディングを実施
目標金額300万円を達成。